「勉強しなさい」
と言うと、
「今やろうと思ってたのに!」
「分かってる!」
と怒る。(昔のミスター・ツカムです汗)
じゃあ今日は何も言わずに見ていよう。
そう決めた。
ところが、待てど暮らせど勉強しない。
YouTubeを見ている。
ゲームをしている。
漫画を読んでいる。
時計を見る。
もう8時。
もう8時半。
……いつやるねん。
結局こちらが耐えられなくなって、
「いつになったら勉強するの!」
そして今日も親子喧嘩。
中学受験では、なかなかの定番風景です。
結論。残念ながら、いい方法はありません(笑)
いきなり申し訳ありません。
子どもが自分から机に向かう魔法の言葉。
残念ながら私は知りません。
「この一言を言えば、子どもが自分から勉強を始めます!」
そんな言葉があるなら、私もぜひ教えてほしいです。
催眠術でもいいです。
「あなたはだんだん算数がやりたくなる〜」
これで宿題を始めてくれるなら、中学受験家庭の悩みのかなりの部分が解決します。
でも、そんなものはありません。
では、
「勉強しなさい」と言い続けるしかないのか?
というと、それも少し違うと思います。
魔法はありませんが、
今より少しだけ「始めやすくする」ことはできるかもしれません。
今日はその話です。
「勉強しなさい」を別の言葉に変えれば解決する?
よく、
「勉強しなさい」と言ってはいけません。
代わりに、
「今日は何からやる?」
「何時から始める?」
と声をかけましょう。
と言われます。
もちろん、それで動く子ならやってみればいいと思います。
でも、
「何時からやる?」
「あとで」
「何からやる?」
「知らん」
となる子もいます。
こうなると、
言い方を変えただけやないか。
という気もします。
結局、親が勉強を始めさせようとしていることには変わりありません。
だったら私は、もう少し違うところを見ます。
「やる気がない」で全部まとめない
子どもが勉強しない。
すると、つい、
「この子、やる気ないわ」
と思います。
でも、本当にそうでしょうか。
例えば、
何時から始めるのか決まっていない。
何からやるのか決まっていない。
最初から難しい算数が待っている。
ゲームの途中でやめられない。
学校と塾で、もうヘトヘト。
これ、全部違う問題です。
ところが外から見ると、全部、
「勉強しない子」
に見えます。
だから「やる気を出させよう」とする前に、
何につまずいているのか
をちょっと見てみます。
例えば「最初の1問」だけ決めておく
「算数の宿題をやりなさい」
これは子どもによっては、結構大きな仕事です。
算数のテキストを出して、
今日のページを探して、
問題を見て、
「ああ、これ嫌いや」
となる。
まだ1問も解いていません(笑)。
だったら、
夕食が終わったら、算数のテキストを開いて計算を1問だけやる。
くらいまで小さくしてみる。
1問やったら、
「もう1問やるか」
となるかもしれません。
ならないかもしれません(笑)。
ここは保証できません。
でも、
「勉強しなさい!」
と毎日言うよりは、一度試してみる価値があります。
ゲームをしているなら、問題は「勉強」ではないかもしれない
もう一つ。
ゲームの真っ最中に、
「7時やで。勉強しなさい」
と言われても、なかなか切り替えられない子がいます。
この場合、
どうやって勉強を始めさせるか
ばかり考えても、うまくいかないかもしれません。
その前に、
どうやってゲームを終わらせるか
という問題があります。
「7時になったらゲーム終了」
より、
「この試合が終わったら終了」
の方が切り替えやすい子もいるでしょう。
だったら、そこを変えてみる。
これも大改革ではありません。
ちょっとした実験です。
3日だけ観察してみませんか
私なら、いきなり家庭のルールを10個作りません。
そんなことをしたら、親もしんどい。
まず3日くらい、
「勉強しなさい」と言いたくなった瞬間、子どもは何をしていたか
だけ見てみます。
ゲームをしていた。
ボーッとしていた。
机には座ったけれど始めなかった。
問題集を開いたところで止まった。
毎日同じところで止まっているなら、
そこに何かありそうです。
一つだけ変えてみる。
それで動いたらラッキー。
動かなかったら、
はい、次(笑)。
別のところを変えてみます。
「勉強しなさい」をゼロにしなくてもいい
私は、
「今日から絶対に『勉強しなさい』と言わないでください」
とは言いません。
無理でしょう(笑)。
親だって人間です。
受験までの日数は減っていく。
模試の結果も返ってくる。
隣で子どもがYouTubeを見ていたら、
そりゃ言いたくもなります。
だから、
言ってしまった。今日もダメだった。
と親まで落ち込む必要はありません。
それより、
「また同じところで止まってるな」
と一つ気づければ十分です。
今日ひとつだけやるなら
子どもを突然、
「自分から勉強する子」
に変えようとしない。
これはなかなかの大仕事です。
今日やるなら、
勉強を始めるまでに、どこで止まっているのかを一つ見つける。
それだけ。
そこを少し変えてみる。
うまくいかなければ、また別の方法を試す。
基本、子どもはそんな簡単には変わりません(笑)。
でも、
昨日より5分早く始めた。
それくらいなら起こるかもしれません。
中学受験の家庭では、そのくらいの小さな変化を拾っていく方が、案外現実的なのではないでしょうか
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